花を生ける

お正月

冬の花

1月はお正月に使う花の紹介をします。

1.松

松は常緑樹で「不老長寿」を象徴します。

また、「年神様(としがみさま)」を迎えるための目印として使われます。

年神様が降り立つ場所として用いられ、目印として門松はお正月に家の入り口に飾る縁起物に使われています。

また、松は神聖な木と考えられ、悪霊や災厄を遠ざける役割を果たします。

年神様とは日本のお正月に迎える神様で、家族や地域に幸運や豊作、健康をもたらしてくれると信じられています。

門松に使う竹は成長が早くまっすぐ伸びることから、繁栄や成長を願う象徴として使われています。

 

2.南天(なんてん)

「難を転じる」という言葉にかけて、災いを遠ざける縁起の良い花材として選ばれます。

 

3.菊

菊は高貴な花で「長寿」と「繁栄」を象徴します。

お祝いごとにふさわしい花とされています。

4.葉ボタン

葉ボタンをお正月に使う理由は、

ボタン(牡丹)に似た形状から、「富貴(ふうき)」や「繁栄」を象徴すると

考えられています。

見た目も華やかでお祝いにピッタリ。

また、寒い冬でも元気に育つため、新年の「生命力」や「永続性」を表す縁起物

として使われます。

 

まとめ

花の持つ華やかさからお祝い事を象徴するのはもちろん、

植物の生命力を冬の厳しさの中に意味を持たせていく文化といえます。

お正月気分を花からも感じてもらえると嬉しいです。

 

 

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